教員名

山科 直子

所属

広報室

教務担当

主実施組織

TA

TF

オフィスアワー

大学院共通科目事務室

研究室

電話番号

E-mail

ggec@un.tsukuba.ac.jp

修士レベル
　知の活用力?コミュニケーション能力
博士レベル
　知の創成力?コミュニケーション能力

各自が置かれた立場や将来の目標と関連づけ、望ましいサイエンスコミュニケーションの在り方について考察し、議論できるようになること。
また、その実現に向けての課題や道筋を考え、自分ができることは何かを意識できるようになること。

現代社会は科学技術の恩恵なくして成り立たない。科学技術はわれわれの生活に深く根ざしており、よりよい社会を築いていくためには一人でも多くの人が科学技術との付き合い方に関心を向けることで、社会全体として科学技術をうまく活用していく必要がある。そのためには様々な立場から科学技術についてのコミュニケーションをし合うことで科学技術を身近な文化として定着させ、社会全体の意識を高める必要がある。このような問題意識から登場したのがサイエンスコミュニケーションという理念である。この理念が登場した背景を知ると同時に、方法論としてはどのようなものがあるのかを議論しつつ、コミュニケーションスキルの向上も目指す。

サイエンスコミュニケーション、トランスサイエンス、公共財としての科学技術、市民参加、研究成果の社会還元

授業の資料（プリント等）は配布しない。必要に応じてノートを取るなどすること。なお、履修者の希望に応じて、プレゼンテーションやライティングなどの具体的スキルに関することについても取り扱う。

１回目：ガイダンスとイントロダクション
２回目：サイエンスコミュニケーションが求められる背景
３回目：科学情報を誰がどこまで伝えるか
４回目：サイエンスコミュニケーションが必要となる事例研究
（１）
５回目：サイエンスコミュニケーションが必要となる事例研究
（２）
６回目：サイエンスコミュニケーションが必要となる事例研究
（３）
７回目：リスク情報の伝え方?伝わり方
８回目：サイエンスコミュニケーター の現状
９回目：科学技術への市民参加
１０回目：まとめと振り返り

サイエンスコミュニケーション概論を履修しておくことが望ましい。

1. 評価方法：各回の授業で記入する出席カード（responを使用）および期末レポート
2. 割合：コメントシート（60%)、期末レポート（40%）
3. 評価基準：コメントシートと期末レポートの合計点が、満点の７０％以上をとること

特になし（必要に応じて指示する）

復習を必ず行うこと。

01AA032と同一科目。
質問は大学院共通科目事務室までメールをお送りください。
ggec@un.tsukuba.ac.jp

?オンライン（同時双方向型）で実施（Teamsを使用）
?授業に関する連絡事項は、manabaのコースニュースに掲載します。
?授業の進め方の詳細は、初回講義時に説明します。