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「えがおカフェ」本格的に始動
网上哪里能买篮彩附属大塚特別支援学校の高等部の「職業の学習」として、ケーキやクッキーを製造?販売する「えがおカフェ」。生徒たちは、教員と新たに雇用した卒業生のサポートを受けながら、本格的なスタートを迎えることができました。
製菓や接客の体験を通じて、卒業後に社会で活躍できるよう、実社会で役立つスキルを身に付けてほしいという想いから始まりました。
主導した大宮主幹教諭(プロジェクトチーフ)のコメントです。
「"えがおカフェ"のプロジェクトは、働くための勉強として行っています。高校生の段階で将来を考える上で、職業の学習を通して、働くことの楽しさや人の役に立つことの喜びを学んでもらえたらと思います。製菓の作業はチーム内で役割分担をして進めていきます。人とコミュニケーションをとる。順序をもって進める力の育成することも重要であると考えています。」
生徒たちは、主に火曜日の朝から、ケーキ生地の材料を混ぜる作業やお菓子のラッピングを行い販売に備えています。そして、水曜日には店頭での販売に加わり、お客さんとのやりとりやレジで現金の受け渡しなども学んでいきます。
「えがおカフェ」の店舗は、附属特別支援学校内にある使われなくなったスクールバスの車庫を改修し、新たにおしゃれなお店に仕立て直したものです。この改修には、株式会社三和製作所の全面的なご支援をいただき、店舗は今年4月に完成されました。そして、10月から本格的な営業にこぎ着けることができました。毎週水曜から金曜日の日中時間帯に、お菓子の販売やカフェサービスを提供しています。
网上哪里能买篮彩は、8月に三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)と包括的連携協定を締結していますが、この連携の一環として、11月13日に三井住友銀行本店のカフェテリアで、2回目の販売会が行われました。第1回(10月2日)の販売会では、229個が1時間あまりで完売されています。今回は、それを上回る346個のお菓子を用意し、ほぼ完売するという嬉しい結果になりました。
会場にはこのプロジェクトにご支援いただいた三和製作所の小林 広樹 社長と星屋 成学 常務、池田 智 秘書課長も視察に来られました。
支援をいただいた小林社長から、次のようなコメントをいただきました。
「生徒たちの中には、学校を卒業後に就職しても辞めてしまう子もいると聞いています。そのような子ども達が、また学校に戻ってきて働くことができる環境や居場所を作るのも意味のあることではないかと思いました。三井住友銀行本店のカフェテリアでの販売場所に多くの社員の皆さまが並んでいただき、大塚特別支援学校の生徒たち、先生方の努力が実って本当に嬉しく思います。」
特別支援学校内にある店舗では、他の「職業の学習」で製作したタオルハンカチや消臭剤などの販売も行っていて、生徒の学習の成果を地域の人々に向けて発信する場ともなっています。
本格スタートした「えがおカフェ」、スタッフは、おいしいケーキとクッキーで皆さんを笑顔にしていくことを願っています。